2015年10月30日金曜日

日記

(1)
日中は写真のプリントをしていました。求人の応募書類としてポートフォリオを作る為です。
本当はデザインを多く出さなければならないのですが、書店の時のものしかなく、写真でも良いということなので併せて提出しようということです。

作業中、紙に印画した写真を眺めていると、不思議とどこか満たされた気持ちになりました。
写真はプリントしたり、組んでみるとより面白いです。

明日は新しいカメラを買いに行く予定です。
製品はアップトゥデイトになるのですが、物事を楽しむやり方が、どんどん昔に帰っていくようなところもあります。
今の視点から、以前からの好みも引き継いで、新たに写真を好きになっていけたらいいと思っています。
あとパソコンとプリンタを買い替えて、大学当時の環境に近づけると、ぐっと楽しみも増えそうです。

2015年10月28日水曜日

日記



(1)
庭のニューフェイス、カワラヒワです。
くちばしの破壊力は抜群。ひまわりの種を綺麗にまっぷたつに割り、食べこぼしながら歩いています。
食べ尽くさんばかりの勢いです。
これがシジュウカラなら、つまんで一度枝に移り、足元に固定してくちばしでたたき割り中身を食べる、という行程で数分は使っています。
消費量が増えていきますね。

ちょっと獰猛そうな顔つきをして態度もふてぶてしく見える彼らですが、鳴き声は鈴の音のようで、とても愛らしいです。


(2)
やっぱり何か作るのは面白いです。
力量は高くないし、昔ほど夢中ではないと感じていますが、片手間に写真、物書き、絵描き、料理が続いています。
ここ一ヶ月動きのない生活をしている間も欲求があり、解消してきました。

結構前に、自分の場合、このままこれら趣味と仕事は別になってしまうのだろうな、と薄々感づいていてから、ちょっと寂しい気分ですごしてきました。他の人たちはうまくものにしているのに、と羨んでいました。
今思えば、執着することによって却って苦しんでいました。

仕事での効力感も大切ですが、確かに日々の生活を営むことができることに、自信のよりどころを見つけていきたいと思っています。
それは仕事と遊びのみにあらず、もっと普通の意味での、生きている安心感です。
人によってそれぞれ、何で心の潤いが満たされるのか、まちまちで、僕自身についても確実に言えることはありません。まだわかりません。

人の間に出て行けば、わかるようになるのでしょうか。
これまでよりも自分を好きになれるでしょうか。人を好きになれるでしょうか。
どちらにせよ、寝転がっていたら答えはでないのですね。

2015年10月26日月曜日

日記

(1)
ここ一週間ほど、晴れ上がった気持ちで暮らしていけました。
だから落ち込みが来てしまうことに苦しさと落胆があります。

思考が自分に、批判を向けるとき、それが止むのは時間がかかります。
考え過ぎ、ハードルを上げ過ぎ、いわれることにも思い当たるものがあります。

今日は面接日が近いから色々考え込んでしまいました。会社との相性や、働き始めたらまた焦ってしまうんじゃないかという不安。自分の将来像のあやふやさ。
長い目で見て良い選択をしたいのですが。スキル不足など理由もありますが、他人の目を抜いた自分の本心で動くのが、きっととても怖いのだと思います。
自分は、本当にアルバイトくらいしか出来ないんじゃないかという恐れ、面白そうな仕事に当たっていく勇気にもなにか悪寒を感じることもあります。

なによりまた孤独に生きるようになってしまったら、もうどうしようもできないです。
いまは独りじゃなくてよかった、ありがたい。
また、僕も受け入れられるように、人を受け入れることができるように生きていけるのでしょうか。
重たいです。


明日はハローワークに行ってみます。一晩寝て、無事になったらいいな。

2015年10月25日日曜日

日記







(1)
初雪が降りました。
午前中、みぞれのようなものがぽつぽつと注いでいて、ぼんやりと冬みたいだなあと思っていました。
時折晴れ間も覗いていたので、予定通り図書館まで歩くことにしたのですが。
図書館であれこれしている間に、いつのまにか外は吹雪のように吹き荒れてしまいました。
しかも悪いことに、みぞれ状の水分を含んでいたはずの雪は、いつのまにか固いひょうになっていたのです。
吹き付ける小さい石のような雪の塊。とても痛いです。冷たいです。
こんなに荒れるとは思わなかったので、フリースだけでジャケットや傘も持たず、無防備に冬将軍の攻撃を受けつづけるはめになりました。
家まで30分の道程でぐしょぐしょです。そして風と空気の冷たさにあたりつづけ、頬がじんじんと痛み、発熱します。
これは冬だなあ。

それでもまだ積もったりする程ではなく、きっとしばらくは秋でしょう。
なめてかかれない北海道の冬の予告編を観た気持ちです。

ちなみに、寒空の中鳥たちも震えている・・・みたいな演出写真を撮りたかったんですが、特にそんなことなさそうに庭に来ています。いつも通りです。
こちらの妙な思い入れなんでしょうかね。
人間の気持ちと野鳥の気持ちの交点にあるようなあいまいな写真となりました。


(2)
日本シリーズ第一戦。ソフトバンク、流れを掴んだら圧倒的ですね。
面白い野球が見たいのと、真中監督が好き、あと多少の判官贔屓含め、ヤクルトに頑張って欲しいです。

僕の場合、野球は好きな選手、居住地や故郷という愛着から応援するチームが決まるのですが、他の人はどうなんでしょうか。
組織として尊敬するので強いチームが好き、とか、そういう応援の仕方も有り得るのでしょうか。

2015年10月22日木曜日

日記











(1)
やはり鳥たちは移動の季節を迎えているようです。
庭にも、渡りをする途中に立ち寄ってくれるものもいれば、冬に備えた餌場を探しにやってくるものもいます。

本日はヒヨドリがやってきました。
例年、冬が近づきナナカマドの実がなくなると、庭に生えているノイバラの実やミカンを目当てにやってくる彼ら。
母によると、今年はとても早いそうです。
バードケーキを食べています。シジュウカラのようにつついて食べるのではなく、大きな欠片をくちばしで掬い、顔を上げ口を開けて喉に放り込み、飲み下している様子です。サイズの大きな鳥は、食べ方も変わるんですね。
ヒヨドリは他の鳥を追い払うこともあるので、これまでのお客さんに来てもらえなくなるかと心配しましたが、今のところ各人うまく間合いを取ってやってきています。安心しました。
「とりぱん」的には、つぐみんがやってきてバトル(負ける)するのを見てみたいところです。

余談:
隣家の家庭菜園にプルーンが生っているのですが、 これまで食べている鳥はいませんでした。
しかし今日、ハシブトガラスが、木から丸ごともぎとり、味わっているのを目撃しました。豪快です。
収穫しないと、勿体無い・・・と思いましたが、半分くらいお裾分けしているのかもしれません。


(2)
服を買いに行きました。
あまりに外に着ていけるものがなく困っています。今日も毛玉がとれないシャツを着て買物していて恥ずかしかったです。
そんなださださでもめげない親切な店員さんに接客していただいたので、充実しました。
あとコートと靴、このままでは北海道の冬が越せないので、また見に行こうと思います。


(3)
ドラフト会議。
個人的に注目していたオコエは楽天でした。ぜひ日本ハムで伝統ある華やかな外野手の道を歩んでもらいたいと思っていたのですが、指名はありませんでしたね。
現在若手がいすぎて難しいってことでしょうか。
残念ですが、梨田監督率いる楽天とは相性がよさそうなので、のびのび育ってくれると嬉しいです。
日本ハムは、左の先発がとれたことは収穫と思います。

2015年10月21日水曜日

日記









(1)
庭にふたたびアオジが現れ、今度は撮影に成功しました!
スズメの群れが木に飛んできて、羽を繕い始めたので撮影しているうちに、なにかお腹と頭までまだら模様なことに気付きました。それからは識別の為に真横を向く瞬間を狙ってみたら、やはり。
どうやら雌のようですね。雄にある特徴である目の周りの黒みがないので、遠目からはカシラダカやヒバリに間違えてしまいそうです。庭に来る市街地にもいる鳥ということで、アオジに間違いなさそうです。
おそらく、ひまわりの種を食べているのでしょう。少しするといなくなりましたが、覚えていてくれたみたいで嬉しいです。

スズメは随分とリラックスして留まるようになりました。
人間が多少見えても、動かなければ気にしないで、長い時間羽繕いなどしてもふもふになっていきます。
親子関係は解りませんが、若鳥と成鳥が一緒に来ている様子です。
松ぼっくりに塗ったバードケーキをついばんだり、地面に落ちていたひまわりの種(おそらく殻)をくわえてみたり、新しい食べ物の開拓にも意欲的ですね。
だから消費が激しくなったのでしょうか。
野生の適応力を目の当たりにしております。


(2)
珈琲屋さんでネルドリッパーを買ってきました。
いつもの酸味系ブレンドをいれてみると、後味がスムースに感じました。まろみのある豆に使うとより舌触りを楽しめそうです。次は別のタイプの豆を買ってみたくなりました。
水洗いや煮沸したりと手入れが面倒と言われていますが、今のところそれほど手間には思っていません。
一ヶ月は使えるようで価格も200円程度、どんどんいれて違いを感じてみようと思います。


(3)
携帯電話のバッテリーが駄目になってしばらく経ちます。今では30分くらい操作していたらすぐに電源が落ちてしまって困ります。
機種変更にはまだ早いので修理したいのですが、なかなかタイミングが掴めません。
なにかと物入りです。

2015年10月19日月曜日

日記





(1)
庭にまたもや新規のお客さんがいらっしゃいました。
地面でヒマワリのタネをつつくアオジです。はっきり写った写真が撮れず紹介できないのが残念ですが、次回確認出来ればと思います。

シジュウカラやスズメは毎日3度は来るみたいです。
シジュウカラが水飲み皿で水浴びをしていました。安心しているのか、うちの庭でのルーティンが決まりつつあるようです。

風が冷たくなり、夕陽の色が濃く滲むようになり、いよいよ冬が近づく空気に変わりました。
庭に来る鳥たちもまた変わってくるのでしょうか。
今日近所でまさかのアカゲラを発見したので、来てくれないかな、なんて・・・。


(2)
車を借りて、出かけてきました。
支笏湖の外輪山、紋別岳にハイキング。
頂上にはNTTdocomo支笏の電波基地局があり、作業の為のアスファルト車道が頂上まで続いています。
そのためずっと車道歩きとなり、登山靴でなくても登ることが出来ます。
足下は少々単調ですが、登山口付近は木が生い茂り谷もあるので、多くの野鳥が出迎えてくれました。
はじめてキバシリを見れて嬉しくなったり。
そして思いも寄らぬ道端で、シマリスが穴を掘っているところを見かけるなど。生き物の生きる環境は充分あるようです。

山頂からは、外輪山に囲まれた支笏湖の形がくっきりと見え、気持ちいいです。
樽前山からは支笏湖は少し遠く見えるので、眺めるならこちら側がいいと思います。
ファミリーや夫婦、紅葉を見に来てなんか登ってしまったという初老の方、皆さん気持ちよく登られていました。
ただ道は平易ですが、意外と距離を歩くので、そこそこ疲れます。

 紋別岳
  標高:886m
歩行距離:9.4km
 タイム:2時間41分(往復)
水分消費:800ml

 難易度:★
 体力度:★★
  景観:★★★★
いきもの:★★★

生き物:カシラダカ、コゲラ、キバシリ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、ハシブトガラ、エゾシマリス、センダイムシクイ(?)、ウソ(鳴き声のみ)
※低所→高所順


(3)
高校時代の友人たちと食事してきました。
中には8年来くらいの再会もありましたが、お互い基本的には変わってないと感じたみたいです。
ほっとするし、何かが解けそうな予感と安心を抱いて帰ってきました。
昔の友ですが、今の友として、嬉しい出会いです。


(4)
来年の手帳を探しています。
駅中の書店はビジネスの黒表紙中心で無難、全部同じに見えてしまった感じがあります。配本数の多いものを平台に並べたのだと思います。
イオン内の小さな書店では、全体数が少ないからこそ各々が目立ち選びやすかったです。
そこで気になる商品を発見しました。
高橋書店 No.11中型横線当用新日記
ロングセラー商品とのことです。
こういうオーディナリーな日記帳は博文館から出ている当用日記のイメージがあり、また書店員時代も扱ったことがなく、知らない商品でした。
毎日の予定、天気、起床、就寝をシンプルに書き込み、数段落の日記を記し、その日のレシートを金銭出納録に書き写すといった使い方になりそう。
一年分の一日をこれ一冊で管理出来るのではないかと、使用イメージが膨らみました。

毎年、毎日日記をつけようと思うんですが、毎年、続かないんですよね。3日坊主です。
ブログのように、公開する為に文章を書いていることの方が張り合いがあります。
ただ近頃は、自分の為だけに丁寧に書くことを楽しんでもいいだろうと、ちょっとそう感じています。

2015年10月18日日曜日

日記

(1)
時折沸き上がる依存心をなんとかしたいです。
一人で人生を送ることを恐れてしまい、友人家族への心理的負担を増やしてきました。
心配されなければ、心の底を解ってもらえなければ自分の価値が確かめられないという弱気がありました。
こうして心情を綴ったりすることもその一環かと思います。

どうにかなる、と思えた日々を懐かしく思い返すことがあります。
環境を変えても、ずっと過去をひきずったまま過ごしている、と思う毎日があります。
またどこかに飛び込んで、努力して、壊れるのが怖いですが、運に任せる部分は外に出ないと解らないものです。

楽しいことに没頭していれば忘れられるし、なんとかなりそうと保てるときもあるけれど、ふとしたときに火がつき襲われてしまいます。
どこかでバチッとスイッチを切ってしまえば良いのに、それを行うのが怖いです。

同様の思いをしたであろう友人を助けられなかった僕が言うことではないのかもしれません。

2015年10月15日木曜日

日記





(1)
紅葉が始まっています。図書館近辺の公園は色とりどり。緑も混じったこの時期の森、淡いグラデーションもまた美しいと思います。

そんな冬も近づく季節、庭にちらっと、ハシブトガラが現れました。一瞬姿を見せて去ってしまい写真が撮れなかったのが悔やまれます。
しかしこれまで近所で見ることのなかった鳥です。図書館あたりで会ったことはありますが、あそこから飛んできているとなると、徒歩では30分以上の距離です。
鳥の行動範囲とはどんなものなんでしょうか。
確かに人間も仕事なり遊びなりで毎日結構な距離を移動しています。 それと同じようなことでしょうか。
うちの庭は遊びなのか、新規開拓なのか。
寄る理由はできたということです。品揃えって大事ですね。

(2)
これまで机の正面にパソコンを置いていましたが、サイドテーブルを置いて移動させてみました。
まず気分転換としてはいいです。
あとは机上で本を読めるように片付けをします。
これまで父の書斎を借りるか寝転びながら読むという状態だったのでなかなか集中できず。
一人暮らしの頃も外で読んでいたことだし、自分の部屋は気が散ることが多いのですが、今度はどうなるでしょうか。
僕としては、ベッドのある場所ではぐうたらしたくなり、たぶん集中力は生まれないと思っていますが。

(3)
文章を書く気力が戻ってきています。
短文ばかりでは整理出来ない思いがあります。いいことも悪いこともうまく話せない人間なので、言葉の塊がどこかに溜まり続けているという感覚です。友人とも会話がうまくいかないことがあり歯がゆさを残すこともあります。

前職では部署の人間と合わず、空気にも合わず、自分だけが人生間違っているのかな? とだんだん思うようになりました。けれどその反対に怒りもあり、毎日おかしいという言葉が頭を離れませんでした。
毎日の酒と煙草、たまのハイキングで必死に虚しさを切り抜けようとしました。
あの頃の気力というものは、もちろん楽しいものもあったけれど、張りつめていた意地と変なプライドに包まれていましたね。
二度と、ああいう経験はしたくないです。

切り替えて、これまでの怒りや悲しみに折り合いをつけて、喜びを深いものとし、新しい生活を組み立てていきます。
その為に、話したり、文章にして心に溜まったものを整理出来る余裕が出てきてよかったと思います。

2015年10月14日水曜日

日記





 

(1)
すっかりシジュウカラが庭に定着したようです。スズメと同じ時間帯に現れ、澄んだ声を聴かせてくれます。
大体単独か2羽でやってきて、枝に括り付けたバードケーキと地面のヒマワリ、また土中から虫を引っ張り出して食べているようです。
しかしどうやら雄同士、ご飯の取り合いで喧嘩をする場面をなんどか見かけます。
同族を追い払う様子を初めて間近で観察しました。そんなに邪険にしなくても庭の食べ物はなくなるものではないですが、野生の食べ物はそうもいかないものですよね。

 スズメも相変わらず、隣家の家庭菜園のおこぼれを食べる中継地点に我が家を利用しています。多い時は10羽くらい集まっている様子です。
望遠の効く母のカメラを借りて撮影しています。寄れるし、コンデジとしては綺麗な画質ですね。羽毛の質感が見える写真も撮れます。

僕のOLYMPUS E520(1000万画素一眼レフ)はそろそろ化石レベルですね。
まだ壊れずに素直な画を出してくれて気に入っていますが、ISO400以上になるとノイズが増えて使えなくなり、夕方の撮影や暗いレンズの使用には向きません。
エントリーモデルでいいので、最新の一眼レフを買いたい近頃です。
調べたところ、Nikon D3300は実売4万円台。 2416万画素で、高感度撮影も悪くなさそう、魅力的です。

(2)
昨日図書館に返却した本から。

 「日々ごはん(10)」(高山なおみ、アノニマ・スタジオ)
暮しの手帖などで活躍する料理家のエッセイ。公式ホームページ上に連載された日記を書籍化したものです。
スイセイさん(夫)と暮らす生活の雑感とその日の献立のメモですが、きっとそれはあたりまえに率直な料理家の日記です。
日々を安心して生きている感じがよく、なんとなくぱらぱらめくってなにかをたしかめたい。そのために手元におきたいと思った本です。
続刊を借りてきました。

仕事の本を読むより落ち着きます。こういう時間を大事にしたいから生活する、と考える方が性分に合っている気がして。
それはそれでひとつの妄想を投影していることで、やはり読書は孤独の友だちとも言えますが、それが心地よい時間のひとつです。

2015年10月11日日曜日

日記



(1)
先週から庭にいくつかエサを出して観察してきましたが、しばらくはこれまで通りスズメがやってくるばかりでした。
しかしついに昨日、エサ出し前に見かけたシジュウカラにご来店いただきました。
そして本日その姿を撮影することが出来たのです。これは嬉しい。
10時頃、自室から地鳴きが聴こえたので急いで降りてみると、枝を乗り移り、やがてバードケーキ(木につるした松ぼっくりに塗布したもの)をついばんでいる姿を見つけました。
夜に立てておいた三脚から、ガラス窓を通して撮影。(午前10時42分、ISO1600、1/60、300mm相当)
一層愛らしさが募りますね。 少しでもお腹の足しになってくれればと思います。

昨日は地面に置いた同様のバードケーキをついばんでいるのを見かけました。しかし、つり下げたひまわりの種には手をつけていない模様です。ペットボトルで作ったフィーダーに改良が必要なようです。

あくまでお裾分けとしての節度をわきまえながらですが、 これからの野鳥との暮しが楽しみになりそうです。


(2)
プロ野球クライマックスシリーズ、昨日の初戦はセパともに応援しているチームが負けてしまい残念でした。
特にセ・リーグ、野球賭博があってから何事もなかったかのように巨人に勝ち進められると、何かやりきれない気持ちになります。
ホームランの誤審による一勝で広島との3位争いに勝った阪神、色んな思いを背負って臨んでくれていることを期待しますが。


(3)
先日誕生日を迎え、家でワインを飲みました。
「おたる ナイヤガラ」という白です。
グラスに注いだ途端に強く甘いマスカットのような香りが立ち上がってきて驚きました。
芳醇な香りは生食用葡萄を用いているからこそ? 詳しくないので比較ができないのですが。

飲み口はやや甘め、香りの影響で口の中でも甘すぎに感じてしまいそうなところを、喉を通る少し強い酸味が整えてくれます。
何より香りにアルコール臭がしないので、後味爽やかなのが特徴と思います。
美味しかったので、また色々試しながら味わいたいです。

2015年10月8日木曜日

日記

(1)
台風の影響で外は激しい嵐となっています。
昼頃一度停電しました。ひとまずパソコンは無事で安心です。
今日はお酒を買いにイオンまで行こうとしていたのですが、あえなく中止しました。
こんな荒天の中、母は歩いて図書館にいくという。仕事ですが、根性を感じます。

(2)
何かを始めるとき、きまって不安に襲われます。
失敗を引きずっている、どうせ失敗するという気持ちが、随分前から振り払えないままとなっていました。
けれど、こんな気持ちに一人負け続けるのも、ばかばかしいですね。
元気な姿で物事に取り組みたいものです。

(3)
図書館で借りた本、「ヒグマ 増補改訂版」を読むのが楽しみです。
最近支笏湖方面で出没情報があった上、ドングリが大変不作と、今年は危険な要素がたくさんあるので、本を読んで知識を貯えておくことにしました。
手持ちの軽登山靴でハイキングできるのは今月いっぱいの様子。
紅葉も楽しみに、あと一度は歩きにいきたいところです。
北海道で暮らしていくので、これから冬山も遊べるようになりたいですね。

2015年10月6日火曜日

日記



(1)
冬場に向けて、野鳥をお迎えすべく庭作りをしています。
例年実家では窓のそばにミカンを出しておいて、ヒヨドリやツグミを見ることが出来ていたのですが、今年は一歩進んでみようということで、調べてやってみることにしました。
借りた本を参考に色々準備していて、先日すずめが皿から水を飲んでくれたり、嬉しい観察が出来ています。
数日前珍しくシジュウカラが来ていました。
冬の間も是非お越しいただきたく思い、好物のひまわりの種を入れたフィーダーをペットボトルで作り、設置してみました。
穴を大きくあけすぎてしまったりで、上手く作れた自信はないのですが、部屋の窓から観察出来る木の枝につり下げたので、朝夕覗いてみようと思います。
裏手の畑にはカワラヒワの群れが常駐しているようなので、彼らも気付いてくれるとより賑やかになりそうです。


(2)
夕食に、カジカの酒蒸しと肝あえを作りました。
ちょうど白身魚を探していたところ苫小牧産のカジカが安く手に入りました。
鯛の酒蒸しのレシピだったのですが、淡白さが似ていて問題無し。身がほくほくしていました。
肝あえは湯がいた肝に味噌とみりんを少量加えすり潰すという簡単なものです。日本酒に合いそうな、ちょっとウニやかにみそに近い味です。


(3)
返しそびれている本。

「野の鳥は野に 評伝・中西悟堂」(小林照幸、新潮選書)
日本野鳥の会創立時会長の評伝です。本人の生い立ちを紹介した後は、主に野鳥の会を通じたエコロジスト運動家としての側面を掘り下げています。
野鳥の会では、野に鳥が住める環境を守ろうとする自然愛護団体として、戦後のカスミ網猟による過剰な鳥猟や歯止めのないリゾート開発の悪影響などを告発し、鳥獣保護法の基礎を作るまでの影響力を発揮するに至りました。

しかし、野鳥の会が大きく成長したころ、あくまで自身の理念を第一に浸透させた組織としたかった悟堂と、時代に合わせた独自の取り組みを認めてもらいたかった各支部や新しい会員とのぶつかり合いがあり、悟堂は会長を辞することとなりました。
それでも比肩するもののないナチュラリストであった悟堂の魅力に陰りはありません。

「野の鳥は野に」という悟堂の思想が伝わらなければ、日本では野鳥を今でも家の中で籠に入れるため捕獲したり、焼き鳥にして大きく数を減らし、山野でさえずる姿をお目にかかれることが少なくなっていたでしょう。
これらを想像すると恐ろしいですが、大事なことを言い続け行い続けると、誰かが伝えたくなるのかもしれません。
今の私たちにもそれができるでしょうか。

2015年10月5日月曜日

日記



(1)
地元銀行の口座開設、のちアウトレットで鞄と靴を探し、警察署に寄って免許の住所変更を終えました。
靴と鞄はあたりついたけれど買わず。
歩き回って疲れました。

(2)
傍らにある一冊。

「愛さなくてはいけないふたつのこと」(松浦弥太郎、PHP研究所)
自分の悩み苦しみを見透かすように並べてあり、処方箋を示してくれます。
たびたび、心が下降線の時にページをめくっています。
欲を手放し、ありのままの孤独な自分を受け入れ、適度な距離で私自身に付き合うことが大切という要旨です。
「持たない、楽になる」系の指南書と似ていますね。
誰にとってもこうした悩みは尽きないのかもしれません。 対処法も重なるところがあります。

手に入らないこと、手に入れる努力が出来ないことにうだうだ囚われていると、気力が失われていきます。
自分がおかしいのでないと信じよう。
切り替えて、いまはまた結局、初心で動き出すしかないのだから。

(3)
今は仕事上のストレスは除かれていますが、一人でいると自分の弱さにフォーカスしてしまうことが多くて辛いこともあります。
どこにあっても感情の波はあり、それはどうにもなりません。
だから少しでも、楽しいことを計画して達成していきたいのだと思います。
つまり、遊びにいきたいです。

2015年10月3日土曜日

日記




























(1)
天気がよかったので、畑総都地区まで散歩してきました。
ちょうどトウモロコシなど刈入れが終わり、少し寂しげな様子でした。
道中カササギとトンビを見るなど。
北海道らしい景色、北海道らしい広い空の秋晴れを眺めると、わくわくとおちつきを混ぜたような、いい心地になります。
香る風の匂いも秋めいていて、北では短い季節を楽しませてくれました。


(2)
これまでの人生で後悔していることがあります。
なんでもやってみること、に着手する時期が人より遅れていたということです。
自身の心の発達や性格が原因と思いますが、臆病でした。当時は守ってくれる人や環境に恵まれました。
しかしながら自分の力を試してみなければ、社会との関係の中での価値観は磨かれず、以後生き辛さとして影を落とすことになりました。

成人後の試行錯誤が多くなったことで、ふらふらした奴だと、時には面と向かって言われます。
人に信頼してもらうハードルがあがっているのを感じます。
一方、このように育ったため過度な期待をされないであろうことは、僕にとって吉となると思います。
どこかでバランスがとれるようになるのでしょう。
遅すぎるとして諦めるよりはよかったとも言えます。
これからは自分自身に「適度な」期待をこころがけるつもりです。