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2015年12月26日土曜日

自宅から支笏湖までお散歩(後篇)-2015年12月10日

(後篇)


【サイクリングロードへ】


ここからは車道を離れ、自転車・歩行者の道へ。
山中、しばらく人の影が見えなくなると思うと緊張を感じます。




9月頃、目撃情報を新聞で見ました。
もう寝ているだろうけど、熊鈴を鳴らして歩き始めます。

人の足跡が残っていました。この辺りを何らかの用事で歩いている人がいるみたいです。
ほっとしました。



お出迎え頂いたのは、熊さんではなくてこのこ。



遠目にカケス。
やはり川沿いにはいろんな鳥がいます。



これはタヌキの足跡?
青葉公園あたりに溜め糞を見かけたこともあり、この辺りに住み着いていてもおかしくはないです。



このような道を、少し固くなった雪の上を歩いていきます。
アイゼンやスノーシューなどはなくても大丈夫です。
ここで進めなかったら引き返していました。ちょうど降らない天気が続いていてよかった。


【野鳥に気を取られる】



開けたところに、鳥が集まっていました。
コゲラさん。



そして、シマエナガちゃん。



かわゆい。



もふもふ。



愛してる。



優雅。



うっふん。

これまでで一番、シマエナガに接近できました。
目の前を飛び回る妖精に気を取られ、長いこと撮影していました。



それで、6.5km。支笏湖までは18.5km。
ずっと写真撮っていたら間に合いません。
数字を見ると、まだこれだけあるの、って気後れしてしまいました。



シカの足跡。
さけますふ化センターなどを通り抜けます。



車道の隣に出ました。
写真に残せませんでしたが、この道をキタキツネが横断していました。



足元はこんな感じです。
登山靴の防水がもうきかなくなっているようです。
結構中まで染みてきましたが、冷たく凍り付く程ではありません。
だけど、冬山で使うのは危ないんだなというのは感じた次第。



足跡の正体。
以前は青葉公園の、人の歩くすぐそばの道まで出てきましたが、近頃はまた山奥に戻っていったようです。
(当初は面白がれましたが、森の中がシカの糞だらけになって困りました。よく言われる食害については僕はわかりません。)
人がなにか対策を打ったのか、食べるものがなくなって帰っていったのか。



バス停チェック。同様にこの先時刻表の写真も一緒に記録しておきました。



また車道からはずれてぼちぼちといきます。
結構早足で歩いて、疲れていたところです。


【水明郷パーキングで一休み】






休憩所!
水明郷パーキング、よく長距離のトラックなどが止まって休む場所です。












ゆっくりひと休み。
お湯を沸かし、コーヒーいれて、羊羹食べて。

ポケットサイズの羊羹x2とカロリーメイトを買っていくのが、僕のいつものやりかたですが、スーパーでみつけたこの羊羹、充分すぎるビッグサイズ。
北村薫の小説「八月の六日間」に登場する女性ソロハイカーに倣ってみました。
このようなあんこと砂糖と水分の延べ棒は、すぐエネルギーになってくれるし、口内パサつかなくていい感じです。



ヒグマがでますので、ゴミ箱はありません。
しっかりと片付けて、出発します。
残りは半分!




【再出発】



クマザサばかり生えています。シカがよく食べにきているようで、歩道あたりまで彼らの糞でいっぱいです。






ちょっと怖い標識たち。
「支笏湖公園線に出ることができません」と言われるとどきっとしますが、真っ直ぐ進み続けると最後は合流します。






針葉樹林には怪しい足跡が。
そのとき、近くの木の根元に黒い影がもぞもぞしているの見えました。
まさか、子グマじゃあるまいな。小さすぎるし違うかな。
姿は確かめておかないとと思い、おそるおそる近づいてみると・・・









クマゲラでした!
木の根本をつついて皮を剥がしたりしている様子です。
こちらに気付いたあとは、木々にわたって一定の距離を取りながらも、じっくりと観察させてくれました。
初めて見ることができて、こちらも興奮しました。


【サイクリングロードの終点へ】



林を抜けると、またこれまでのような道。
雪が溶けているところと埋もれてしまうような深さが交互にやってきたりします。
そんなに陽当たりも人通りも違うようには思えませんでしたが、何が要因なんだろう。
ところどこにある足跡は、誰がどんな目的で歩いているんだろう。
そんなことをぼんやりと思いながらもくもくと。



ニッセイの森です。
いくつかの企業が同じように、支笏湖の森に土地を持っています。





久し振りに信号機が見えました!
サイクリングロードは終わりです。
この娑婆に帰ってきた感じ、とてもほっとしました。
ここから支笏湖公園線に合流して、あともうちょっと歩きます。



【もうすぐ・・・】






もくもくと。
冬のシラカバ林と雪、青空とのコントラストがきれいです。



ここに来るまでの道がもっともアップダウンあり、体力に響きました。
左手に、恵庭岳の山容が見えます。
そして・・・



ゴール!

到着時刻は14:39。
日が傾き始める頃に到着しました。タイムリミットよりは1時間ほど早く着くことができて、安堵とともに、疲れが。




達成した! 疲れた!
ので、おいしいご飯を頂いてきました。
丸駒温泉経営のレストランmemereで、スープカレー。
チキンがほろほろでたまらんでした。
汚い恰好で入って申し訳ない、とおもいつつ堪能しました。
ごちそうさまでした。


お土産のケーキを買って、15時45分(だったはず)のバスに乗車、千歳駅前まで30分で戻り、家路に着きました。



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【まとめ】




7:14 自宅発
14:39 支笏湖着
歩行時間 7時間24分
歩行距離 29.0km
出会った動物:シジュウカラ、ミソサザイ、ダイサギ、ヒヨドリ、エゾリス、カケス、コゲラ、シマエナガ、アカゲラ、ハシボソガラス、エゾシカ、キタキツネ、クマゲラ


道はあるけれど道なき雪道もありました。
少し心細くも、楽しい行程でした。道中で出会う生き物たちをゆっくり見ながら歩いていて、少しペースが落ちていましたが、その分じっくり味わうことができました。
次はこの距離の山道を歩きたいですね。
ほんとに山岳会とか探して、仲間をみつけないとなあ。
北海道ならではの楽しみ。景色、空気、生き物、ひとびと、と出会ってみたいです。


2015年12月18日金曜日

自宅から支笏湖までお散歩(前篇)-2015年12月10日

【思い立つ】

歩きたい。
だけど冬山は登れないし、どうしよう。
いや、舗装路だったら歩けるんじゃないか。
どこまでいこうか。
いつものように図書館まででは物足りない。
もう少し先の、気分が変わる景色を見に行きたい。
支笏湖まではいけないかな。

いや、確か支笏湖温泉まで、サイクリングロードが伸びていたはずだ。
サイクリングロードは舗装路だ。
そうだ、歩いて支笏湖にいこう。

・・・キツかったら、バス乗って帰ろう。

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【準備】

以前、夏に自転車で走ったことがあり、道は覚えています。
問題は歩き続ける体力でした。

グーグルマップの案内では、16号線(車道)徒歩で5時間程度との案内。
しかし初めての長距離歩行、少し膨らみ雪が積もった隣の道を歩いていくことを考えると、最悪2倍近くの時間がかかってしまうのではないか。
などなど、色々心配が多いので念を入れて準備しました。

<懸念事項>
・体力(冬道を30km歩き続ける。また、途中で捻挫などしてしまった場合のリカバリ)
・日没(冬、16時半には真っ暗になってしまう)
・熊など(冬ごもりの時期とはいえ、イレギュラーがあるかも)
・同行者や同じルートをたどる人がいない(困ったときにひとりぼっち)
・地図なし

<対策>
・ハイキング用の装備
・早朝から出発
・いつでも引き返すことができるよう、バス停を必ず確認
・高カロリーの食べ物と湯沸かしを持参
・熊鈴
・グーグルマップ

※非常用のライトも備えておきたかったところ。

支笏湖公園線(国道16号線)に並走する形となり、車通りはあるので、あまり大袈裟に怖がらなくてもいいのですが、用心をしていきました。
要所のバス停は必ずチェックし、駄目だったらバスで逃げ帰ることが頭にありました。

※あらかじめ復路はバスで帰る計画でした。最終は17時台。


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【出発】

6:30頃起床。朝食に酢豚(昨晩の残り)とお米を食べる。
7:14に自宅を出発。
千歳の市街地を通りぬけて、「北海道道872号支笏湖公園自転車道線」を目指します。




市街地の歩道は凍結していたり、雪がまったくなかったり。
歩きにくい箇所もありますが、特に問題はありません。



予報は曇天でしたが、晴れ上がったお散歩日和になってくれました!
気温は何度だったっけ、控えておけばよかった。



支笏湖公園自転車道入り口に到着。川沿いの、気持ちよいコースを歩き始めます。
左手には千歳川、右手には住宅。この辺りに住んでいると、気持ち良さそうだなあ。

犬の散歩をしている女性や、早朝ランニングをしているおじいさんなどに混じり、
もくもくと歩いていく。






鳥たちは朝ご飯中の様子。



はじめて見つけた、ミソサザイ。
まんまる焦げ茶色だから、黒糖まんじゅうみたいでおいしそう。




あの山(恵庭岳か風不死岳?)へ向かって歩き続けます。
積もっている雪は、足元に少し抵抗を感じるくらいの量。
足跡の他にスキーが通った痕跡があります。
クロスカントリースキーもシーズンとはなっていますが、今年は雪が少ないですね。




いらっしゃるようです。



川縁の道を越えて、車道を横断します。
いよいよ支笏湖方面へ真っ直ぐ向かいます。
しばらく、長く単調なアスファルトの道をただ歩き続けます。




この季節に川縁にテントを張っていらっしゃる方が。強いですね。

道中には今年オープンした「THE BIRD WATCHING CAFE」や、
千歳の水道水を取水している「名水公園」、
ゴルフ場「ノースカントリークラブ」などがあります。




だんだんと歩き続けて歩道が行き止まりました。
ここから先、直進方向は歩行者が入れません。
「MEON CAFE」の看板後ろから入るサイクリングロードを歩いていきます。



冬のサイクリングロード。人通りもないため、雪が積もっています。
これからこの道を4時間程歩くとグーグルマップは言っておりました。



ちょっと緊張します。
踏み出すと、先程の道より足が取られるくらい雪が積もっています。
このあたりは根雪で、ある程度固まっているため埋まることはなさそうですが、
この先ちゃんと歩ける道になっているのか。

現在時刻は9時15分ほど。
自宅からこの山道の玄関まで2時間かかっています。
ここまで歩行距離8.2km。すでに少し疲れを感じていました。
こんなことで歩ききれるのでしょうか。


次回に続きます。