2015年12月31日木曜日

日記















(1)
年末の家の中。
クリスマスディナー、ポークシチューを作っていました。
おせちはノータッチです。いつか作ってみようかな。

今年は一年お疲れ様でした。
僕にとっては悔いの残る年でした。これは来年のためにはっきり記しておきます。
いい出会いもあったけれど、まるごと置いて来なければなりませんでした。
しかし、ようやく落ち着くことができた、よい時間の過ごし方ができたとも思います。
来年は楽しみにしていることもあり、正月明けから準備したいです。

さて、2015年最後の一日を笑顔で過ごせるように、今晩は家族とのんびりお酒を楽しもうと思います。
皆様、よいお年を。


2015年12月29日火曜日

日記



(1)
札幌へ。面接のち買物。
紀伊國屋で「カラスの補習授業」(週間3位になっていてびっくり)、ブルグベーカリーでパンをいくつか買ってきました。
これで今年の遠出は終わりの予定です。

今年は一年の半分、働いていなかったのですが、今までにない程重たい時間を過ごしたように思います。
うすっぺらであることが重たいという感じです。
自分の驕りや恩に報いることのできなかった後悔、これまでの生活や人間関係が問われました。
なにかとマイナス思考でしたが、今そのことを冷静に振り返ることができるようになり、自分にとっては必要な時間だったと感じています。
年を越えることを、反省から行動に切り替えて駒を進めていく区切りにできればと思います。

2015年12月27日日曜日

日記





(1)
羊毛フェルトでちくちく作りました。ミソサザイです。
名前はサザイさんです。体が小さくどこかおとぼけに見えるけど、力強くさえずっている姿が好きな鳥です。

(2)
庭に植わっているライラックの枝先がささむけていました。
恐らくシジュウカラが犯人ではないかと思います。河原のヨシをむしって中の昆虫を食べるやり方ととても似ています。
他にも数カ所あります。庭でこうした野鳥らしい姿を見られることに驚きました。

(3)
和室の障子を張り替えました。
随分前から破れていて、障子紙も古くなっていたのでリニューアル。
失敗してのりがついてたわんでしまった1枚を張りなおし、今日で作業終了。
少し青みのある色温度に変わりましたが、明るくなりました。
やり終えたことで個人的にもすっきりしました。

(4)
部屋の中に居ると、新しいことが起きないと、また延々と過去をほじくり回して気分が悪くなります。
外に出たいです。働きたいです。
けれど、また同じ失敗をしたくないあまり、ブレーキをかけてしまいます。

務まらなかったことはやらない、と決めると、選択肢は限られます。
もっと自分を信用して大丈夫と思い、縁を探している最中です。
いいように使われないようになる、と決めます。

あと一息。

2015年12月26日土曜日

自宅から支笏湖までお散歩(後篇)-2015年12月10日

(後篇)


【サイクリングロードへ】


ここからは車道を離れ、自転車・歩行者の道へ。
山中、しばらく人の影が見えなくなると思うと緊張を感じます。




9月頃、目撃情報を新聞で見ました。
もう寝ているだろうけど、熊鈴を鳴らして歩き始めます。

人の足跡が残っていました。この辺りを何らかの用事で歩いている人がいるみたいです。
ほっとしました。



お出迎え頂いたのは、熊さんではなくてこのこ。



遠目にカケス。
やはり川沿いにはいろんな鳥がいます。



これはタヌキの足跡?
青葉公園あたりに溜め糞を見かけたこともあり、この辺りに住み着いていてもおかしくはないです。



このような道を、少し固くなった雪の上を歩いていきます。
アイゼンやスノーシューなどはなくても大丈夫です。
ここで進めなかったら引き返していました。ちょうど降らない天気が続いていてよかった。


【野鳥に気を取られる】



開けたところに、鳥が集まっていました。
コゲラさん。



そして、シマエナガちゃん。



かわゆい。



もふもふ。



愛してる。



優雅。



うっふん。

これまでで一番、シマエナガに接近できました。
目の前を飛び回る妖精に気を取られ、長いこと撮影していました。



それで、6.5km。支笏湖までは18.5km。
ずっと写真撮っていたら間に合いません。
数字を見ると、まだこれだけあるの、って気後れしてしまいました。



シカの足跡。
さけますふ化センターなどを通り抜けます。



車道の隣に出ました。
写真に残せませんでしたが、この道をキタキツネが横断していました。



足元はこんな感じです。
登山靴の防水がもうきかなくなっているようです。
結構中まで染みてきましたが、冷たく凍り付く程ではありません。
だけど、冬山で使うのは危ないんだなというのは感じた次第。



足跡の正体。
以前は青葉公園の、人の歩くすぐそばの道まで出てきましたが、近頃はまた山奥に戻っていったようです。
(当初は面白がれましたが、森の中がシカの糞だらけになって困りました。よく言われる食害については僕はわかりません。)
人がなにか対策を打ったのか、食べるものがなくなって帰っていったのか。



バス停チェック。同様にこの先時刻表の写真も一緒に記録しておきました。



また車道からはずれてぼちぼちといきます。
結構早足で歩いて、疲れていたところです。


【水明郷パーキングで一休み】






休憩所!
水明郷パーキング、よく長距離のトラックなどが止まって休む場所です。












ゆっくりひと休み。
お湯を沸かし、コーヒーいれて、羊羹食べて。

ポケットサイズの羊羹x2とカロリーメイトを買っていくのが、僕のいつものやりかたですが、スーパーでみつけたこの羊羹、充分すぎるビッグサイズ。
北村薫の小説「八月の六日間」に登場する女性ソロハイカーに倣ってみました。
このようなあんこと砂糖と水分の延べ棒は、すぐエネルギーになってくれるし、口内パサつかなくていい感じです。



ヒグマがでますので、ゴミ箱はありません。
しっかりと片付けて、出発します。
残りは半分!




【再出発】



クマザサばかり生えています。シカがよく食べにきているようで、歩道あたりまで彼らの糞でいっぱいです。






ちょっと怖い標識たち。
「支笏湖公園線に出ることができません」と言われるとどきっとしますが、真っ直ぐ進み続けると最後は合流します。






針葉樹林には怪しい足跡が。
そのとき、近くの木の根元に黒い影がもぞもぞしているの見えました。
まさか、子グマじゃあるまいな。小さすぎるし違うかな。
姿は確かめておかないとと思い、おそるおそる近づいてみると・・・









クマゲラでした!
木の根本をつついて皮を剥がしたりしている様子です。
こちらに気付いたあとは、木々にわたって一定の距離を取りながらも、じっくりと観察させてくれました。
初めて見ることができて、こちらも興奮しました。


【サイクリングロードの終点へ】



林を抜けると、またこれまでのような道。
雪が溶けているところと埋もれてしまうような深さが交互にやってきたりします。
そんなに陽当たりも人通りも違うようには思えませんでしたが、何が要因なんだろう。
ところどこにある足跡は、誰がどんな目的で歩いているんだろう。
そんなことをぼんやりと思いながらもくもくと。



ニッセイの森です。
いくつかの企業が同じように、支笏湖の森に土地を持っています。





久し振りに信号機が見えました!
サイクリングロードは終わりです。
この娑婆に帰ってきた感じ、とてもほっとしました。
ここから支笏湖公園線に合流して、あともうちょっと歩きます。



【もうすぐ・・・】






もくもくと。
冬のシラカバ林と雪、青空とのコントラストがきれいです。



ここに来るまでの道がもっともアップダウンあり、体力に響きました。
左手に、恵庭岳の山容が見えます。
そして・・・



ゴール!

到着時刻は14:39。
日が傾き始める頃に到着しました。タイムリミットよりは1時間ほど早く着くことができて、安堵とともに、疲れが。




達成した! 疲れた!
ので、おいしいご飯を頂いてきました。
丸駒温泉経営のレストランmemereで、スープカレー。
チキンがほろほろでたまらんでした。
汚い恰好で入って申し訳ない、とおもいつつ堪能しました。
ごちそうさまでした。


お土産のケーキを買って、15時45分(だったはず)のバスに乗車、千歳駅前まで30分で戻り、家路に着きました。



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【まとめ】




7:14 自宅発
14:39 支笏湖着
歩行時間 7時間24分
歩行距離 29.0km
出会った動物:シジュウカラ、ミソサザイ、ダイサギ、ヒヨドリ、エゾリス、カケス、コゲラ、シマエナガ、アカゲラ、ハシボソガラス、エゾシカ、キタキツネ、クマゲラ


道はあるけれど道なき雪道もありました。
少し心細くも、楽しい行程でした。道中で出会う生き物たちをゆっくり見ながら歩いていて、少しペースが落ちていましたが、その分じっくり味わうことができました。
次はこの距離の山道を歩きたいですね。
ほんとに山岳会とか探して、仲間をみつけないとなあ。
北海道ならではの楽しみ。景色、空気、生き物、ひとびと、と出会ってみたいです。