2015年11月18日水曜日

日記





(1)
庭で二度目のハシブトガラを確認しました。一羽で来ている様子。
シジュウカラと同様に、フィーダーからひまわりの種を取って、近くの枝に移り、くちばしで叩き割って食べています。
その様子が撮影出来なかったのが悔やまれますが、秋冬らしさ、出てきましたね。定着してくれると嬉しいです。
普段は市街地には出ず、林に住んでいる種なので、クチコミ元はきっと街と林を行き来するシジュウカラでしょう。


(2)
「かぐや姫の物語」(高畑勲、スタジオジブリ)借りて観ました。
ストーリーに人生のたくさんの部分を重ねて涙してしまいました。
もちろんアニメーションも見事。比較的年配のアニメーターが参加しているようですが、生き物たちの描写はやっぱり、その尊さを知っている人でなければ、あれだけ感激するものにはならないでしょう。

めまぐるしい速さで進む生のさなかで、苦しんだり喜んだり、自分の感情を生きている実感こそを証として持ち続けたいと、かぐや姫は思ったようです。
なくなってしまうと知っていたら、それが掛け替えのない愛しいものと、実感するものなのでしょうか。
僕はそれで苦しむことが多いので、なくなってしまったらよかったのにな、と思うこと幾度もありました。
一人の人生の先輩からのメッセージなんですね。


(3)
今読んでいる本。

「今日もいちにち、ぶじ日記」(高山なおみ、新潮文庫)
「日々ごはん」と同じ体裁の日記です。 高山さんの文章の感じに安心するので、一冊持っておきたくてこちらは購入しました。
今回は山梨に「山の家」を買うエピソードもあり、わくわく感もプラスです。

山梨、上野原や隣の神奈川県藤野には何度か行ったことがあります。
花火を見に、あと用もないのに一人でふらふらと。なんだか落ち着きます。
田舎と町のあいだみたいな、騒がしくも寂しくもない妙な場所が好きなところが共通しているような気がします。


(4)
聴いている音楽。
「音タイム」ハナレグミ
以前はちょっとシャレオツ感から手が出せない、と勝手に思っていたんですが、そんなこともなく心地よいです。
家の匂い、ちょっといたずらな大人たちのたまりば、というイメージのアルバム。
「家族の風景」「かこめ かこめ」「一日の終わりに」など、休みの夕方あたりに聴きたいナンバーがよいです。

駅前のレンタル屋さん、昔と比べて相当品数が少なくなってしまった。
CDじゃないとないんじゃないか、と思って借りに来る僕のような人間も少なくなったということか。

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