2015年8月10日月曜日

日記



(1)
時間をつぶす。
串田孫一「若き日の山」読み進める。ロマンチストでさみしがりやな人。
文章の中身はそんなに入り込めないのだけど、なにか似た気分を味わっているので、めくりたくなるのかもしれない。
今もさみしがりやな僕は、隣に気遣いのいらない誰かがいるみたいで、すこし落ち着いた気持ちになる。

(2)
近隣のサービスセンターへ自転車を漕ぎ、ヤマト伝票追加分を頂戴して来る。
ガスコンロを北海道まで送りたいと相談すると、受付の方が親切な応対をしてくれた。
プチプチひと巻きを貰ってしまった。段ボール買うより、これで包んでスーパーで貰った段ボールの形を合わせたほうがいいと。
なんとかなりそうな気がしてきた。

荷物は分けて送ろうかと考えていたけど、ふと思い立つ。
週末一息に送ってしまい、受け取りを僕が帰ってから行えるようにするのが一番迷惑かからなくてよいのではないか。
ひとまず、その方針で。

(3)
偶然で旧友幾人かと連絡を取る。
まだ顔向け出来ないけれど、会いたいなあ。
つきあいがなければ、寂しくなってしまう、それは当たり前の感情。
男が寂しいなんて言うのは恥ずかしいから隠したりするけれど、恥ずかしくなる前に会ってしまえばいいのである。
気持ちが通じている人とのやりとりが、 なによりほっとさせてくれる、と感じるアラサーである。
青春・友情もので泣いてしまう気持ちにしみじみ共感できるくらいには、寂しさと孤独の苦みを覚えてきたということか。

(4)
通り雨があがった夕方、入道雲が残っていた。
もこもこ。

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